高校 The Connecting Minds Project Presentation Ceremonyに参加しました
2025.10.6
9月21日、大阪・関西万博のオーストラリア・パビリオンにて「The Connecting Minds Project Presentation Ceremony」が開催され、本校の中高生2チームが成果を発表しました。
One Giant Leap Australia Foundationが実施している本プロジェクトは、ネットワーキングや問題解決、最先端の宇宙科学・技術・工学・数学(STEM)研究に焦点を当てた教育プログラムで、それぞれの学校から選ばれた生徒たちが「宇宙ミッション」に取り組みます。多様性、問題解決力、批判的・創造的思考、イノベーション、チームワーク、協働力といった未来の社会で求められる能力を養うことが期待されています。本校からは高校生9名と中学生1名が参加し、オーストラリアのSnowy Mountains Grammar Schoolの生徒たちとの9ヶ月間に及ぶ協働プロジェクトを行ってきました。
各チームは下記のテーマについて発表を行いました。
• チームESKAY JIMOS:宇宙農業-陸上の海藻、垂直農法などを中心とした研究プロジェクト
• チームAUSPAN:家庭環境を再現した空間内の部屋
国際協働プログラムでのスケジューリング、情報集約、意思疎通面での困難を乗り越え、万博会場で発表するという滅多にない体験ができました。生徒たちは一つの成果物の形にまとめられたことに、大きな達成感を得られたようです。貴重な機会をいただいたことに感謝申し上げます。
参加生徒の振返りより
• オーストラリアの生徒と宇宙環境について長期スパンで考えたことで、今後の宇宙の発展について考えることができた。オンラインでの交流だったため、不具合や入れ違いも多かったが、日本チームとの連携も取れて学年間の仲も良くなったと思う。
• このプロジェクトに参加して良かったと思いました。発表の場でミスをしてしまい、練習の成果を見せることができませんでしたが、その場に立っているだけでもすごいという言葉をかけられ、内心とても安心しました。次にこのようなプロジェクトがあれば、成功できるように頑張りたいです。
• 想像力、コミュニケーション能力面での成長を感じた。オーストラリアの生徒とたくさんの交流を行い、課題の解決方法を考えてきたからです。