高校 Rits Super Global Forum参加報告

2025.12.5

 11月9日(日)から13日(木)まで、立命館高等学校で毎年おこなっているRits Super Global Forum(RSGF)が開催され、本校からは高校3年生2名、高校2年生2名と高校1年生1名の計7名が参加しました。
 RSGFではグローバルな社会課題を中心に、日本の生徒と海外生は英語でポスターセッション、ディスカッション、またプレゼンテーションを行います。

 今年度のテーマは「Coexistence – What might we do to create a society where everyone can live together peacefully and harmoniously?」でした。今年は10の国と地域から15校が参加し、交流する貴重な機会となりました。
 最終プロジェクトでは、5つのトピック(公平と平等・文化的アイデンティティと多様性・環境と持続可能性・テクノロジーと社会・メンタルヘルス)に分かれて結束力のある社会についてグループで取り組み、政策的解決策・目標などを考案し発表しました。

【参加生徒の振り返りより(一部抜粋)】

  • 「共生」というテーマは、今の情勢が不安定な世の中では一番必要な言葉だと感じました。ディスカッションでは、いろいろな意見が飛び交っていて、見方が違うけれど、みんなゴールは共生に向かっていて、新たな考え方をすることできました。
  • このプログラムに参加して、自分とは違う国の人がどのように考えて、表現しているのかを知る機会になりました。そんな中で、日本が持っている課題を考える時に、日本人は不便だと思っていなくても、移民の方や観光客にとっては少し不便に感じる部分があるということを話していて、「髪のサロン」がその例であることにはびっくりしました。話してみるとそのような部分がとても多く、快適だと思っている世の中にも不便を感じる人がいるから、そこに目を向けて解決していかないといけないと考えるようになりました。