高校 留学生4名による「International Agora」

2025.12.22

9月より本校に留学している長期留学生が、「International Agora」において、全3回にわたり自国の文化紹介プレゼンテーションを行いました。留学生一人ひとりが工夫を凝らした発表を行い、生徒たちにとって世界の多様な文化に触れる貴重な機会となりました。

10月29日:サンティアゴ(メキシコ)
トップバッターを務めたのは、メキシコ出身のサンティアゴです。堂々とした話しぶりで、メキシコの文化や現地での生活について、写真を交えながら分かりやすく紹介してくれました。また、メキシコで話されているスペイン語のミニレッスンも行われ、元気いっぱいの「先生役」として会場を大いに盛り上げてくれました。

11月12日:エヴァ(エストニア)
来日から約2か月とは思えないほど日本語が上達したエヴァは、日本語で作成したスライドを用いて発表を行いました。文化紹介では、エストニアの早口言葉に挑戦したり、伝統的な民謡ダンスを参加者全員で踊ったりするなど、参加型の内容で会場は大盛り上がりでした。

12月17日:ミキ(ドイツ)、ラッセ(ドイツ)
最終回は、ドイツ出身のミキとラッセによる発表です。クリスマス前という時期に合わせ、ドイツのクリスマス文化について紹介してくれました。発表後には、2人がこの日のために準備してくれたドイツの伝統菓子「シュトーレン」と「バームクーヘン」を囲みながら、参加者同士で和やかな交流の時間を過ごしました。

International Agoraを通して、これまで留学生と話す機会のなかった中学生・高校生との交流も多く生まれました。留学生にとっても、自国の文化を発信し、日本の生徒とつながることのできる、実りある時間となりました。