中高サイテック部 地球科学・宇宙科学を体感する兵庫宿泊研修を実施しました

2026.1.16

 サイテック部では、12月13日(金)・14日(土)の2日間、兵庫県にて宿泊研修を実施しました。中学生19名、高校生2名の計21名が参加し、地球科学・宇宙科学・自然史分野への理解を深めることを目的に、実際に「見て・聞いて・考える」体験を通した学びを行いました。

【1日目】
 1日目は、加東アート館および、にしわき地球科学館を訪問しました。展示を前に、「これ知ってる」「初めて見た」と声を上げながら、それぞれが自分の興味・関心に沿って主体的に見学を進めていました。
 夕食後には、本研修のメイン活動である地球科学館での夜のスターウォッチング(星空観察)を実施しました。観察のはじめには土星を確認することができ、生徒たちからは歓声が上がりました。その後は雲が広がり継続した観察が難しくなりましたが、専門職員の高原さんより、過去に撮影された天体写真や、現在進められている宇宙研究について詳しい解説をしていただきました。少し難しい内容にもかかわらず、真剣な表情でメモを取る生徒の姿が印象的でした。
 質疑応答では、「なぜ宇宙は暗いのか」「ブラックホールは何次元なのか」「月にも隕石は落ちるのか」「核融合反応は人工的に起こせるのか」など、素朴でありながら核心を突く質問が次々と出され、生徒たちの高い探究心がうかがえました。
 また、この日は力学的エネルギー保存の法則を用いた実験にも取り組みました。スーパーボールとストローを使ってロケットを制作し、うまく飛んだ瞬間には歓声と拍手が起こりました。身近な材料を通して科学の仕組みを実感できる活動となりました。

【2日目】
 2日目は、兵庫県立人と自然の博物館を訪問しました。地域の自然や生態系に関する展示を見学し、驚きの声を上げながら興味の幅を広げていきました。展示をじっくり読み込んだり、友人同士で意見を交わしたりする様子から、学びを楽しもうとする姿勢が感じられました。
 今回の宿泊研修では、専門的な内容に触れながらも、生徒たちの素直な驚きや好奇心が随所に見られました。実際に体験し、心が動いたこの時間が、今後の探究活動や学びへとつながっていくことを期待しています。