琵琶湖をバズらせる シン・MLGsフェス?私たちは〇〇やってみた?

2025.3.18

3月11日、中学1年生によるポスターセッション「琵琶湖をバズらせる シン・MLGsフェス ~私たちは〇〇やってみた~」を実施しました。本発表会は、総合学習の時間で進めてきた「琵琶湖学習Season2」の成果を発表する場です。

琵琶湖学習の取り組み
中学1年生は、この1年間をかけて琵琶湖について学びを深めてきました。7月にはオーパルや琵琶湖博物館での校外研修を実施し、実際に琵琶湖に触れながら学習しました。夏休みには各自がレポートを作成し、9月のあすなろ祭では、教室パビリオンとして探究の成果を発表しました。
これら「琵琶湖学習Season1」での学びをさらに発展させるため、1月からは「琵琶湖学習Season2」に取り組みました。

琵琶湖学習Season2の探究活動
「琵琶湖学習Season2」では、「MLGs(琵琶湖を切り口とした2030年の持続可能社会へ向けた13の目標)」をもとに、それぞれが関心のあるテーマを設定し、探究活動を進めました。

  • 学級の枠を越えてグループを組み、それぞれの問題意識に応じたGoal(目標)を設定。
  • 琵琶湖や持続可能な社会についての課題をリサーチし、「自分たちにできること」を提案。
  • 探究の型として、「疑問→仮説→検証のサイクル」「リサーチクエスチョンの設定」「巨人の肩の上に立つ(先行研究を活かす)」の3つを意識しながら活動。
  • ポスターと、詳細をまとめたハンドブックを作成し、最終発表に向けて準備。

ポスターセッション当日の様子
当日は、学年の生徒・教員だけでなく、保護者の皆様、琵琶湖博物館の方、高校3年生(探究の先輩)、岩崎校長や他学年の教員にもご来場いただき、充実した発表の場となりました。
発表を聞いた来場者の皆さんからは、

「中学1年生とは思えないほど、しっかりとした探究活動をしている」
「琵琶湖を身近に感じることができた」
「自分たちの活動にも活かせるヒントがあった」
といった感想が寄せられました。
また、来場者の投票によって「ベストプレゼンテーション賞」が選出されましたが、どのグループも探究の成果をしっかりと発表できていました。

今回の発表会を通して得た経験を活かし、来年度以降も、様々な題材を「ジブンゴト」として捉えながら探究活動を進めていきます。