Blog 校長独言
-

54
他者比較で一喜一憂しない自分軸を持て─宇宙飛行士・野口聡一の生き方─
先日、全国の私立大学附属校教員が集まる研究集会(通称「附属校サミット」)が、立命館中学校・高等学校で開催され、参加してきました。記念講演「挑戦をやめない生き物を人類と呼ぶ... -

53
人は他者との関係性の中で能力を発揮する─漫画『宇宙兄弟』を全巻贈呈いただきました─
先日、漫画『宇宙兄弟』の作者小山宙哉氏が所属する株式会社コルク様より、『宇宙兄弟』全45巻を本校に贈呈いただくこととなり、その贈呈式を執り行いました。株式会社コルクといえ... -

52
本当の「かち」とは何か─中学校体育祭が示してくれたもの─
アメリカ・メジャーリーグでは、日本人3選手が所属するロサンゼルス・ドジャースが球団史上初のワールドシリーズ連覇を達成しました。トロント・ブルージェイズを相手に、第7戦(最... -

51
「食わず嫌い」も“くるり”と変わる─京都音楽博覧会体験記─
“The proof of the pudding is in the eating.”(プディングの味は食べてみなければわからない)これは、イギリスのことわざで、日本で... -

50
「世界最高水準の研究大学」宣言─何のために学ぶのか─
今年のノーベル賞は、「日本人ダブル受賞」が世界の注目を集めました。まず、「免疫を制御するしくみの発見」により大阪大特任教授の坂口志文さん(長浜市出身)がノーベル生理学・医... -

49
世界に挑戦することの価値─ロボカップ世界大会を語る─
「西暦2050年までに、サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律移動のヒューマノイドロボットのチームを作る」(1)ロボカップ関係者がめざす「夢」です。 今年も、この... -

48
なぜ漫画はおもしろいのか─非愛読者の思いつき的仮説─
世間の中学生・高校生には漫画好きが多いと思いますが、私はこれまでの人生で漫画をあまり読んできませんでした。ただ、いわゆる「人間ドラマ」的な長編作品は、いくつか読んできまし... -

47
多くの「感動」が生まれた二日間─第20回あすなろ祭大成功─
人はどのような場面で「感動」を覚えるのでしょうか。私自身の経験から言えば、次の二つに集約されます。① 誰かが全力で取り組む姿に触れたとき② 高い完成度の作品やパフォーマン... -

46
人生はよろこばせごっこ─アンパンマンの哲学─
8月24日(日)、JR京都伊勢丹内にある美術館「えき」KYOTOで開催されていた「やなせたかし展」を見に行きました。展覧会最終日という事情もありましたが、会場は参加者でご... -

45
読んでから観るか、観てから読むか─小説『国宝』の映画化を例に─
タイトルの言葉は、私が中学生だった当時、テレビやラジオのCMで流行した小説・映画『人間の証明』(1)の宣伝コピーです。当時は推理小説ブームで、小説と映画を抱き合わせで売り...