
Blog 校長独言
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読んでから観るか、観てから読むか─小説『国宝』の映画化を例に─
タイトルの言葉は、私が中学生だった当時、テレビやラジオのCMで流行した小説・映画『人間の証明』(1)の宣伝コピーです。当時は推理小説ブームで、小説と映画を抱き合わせで売り... -
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戦後80年、生徒が語る平和の定義─守山市平和を誓うつどいに参加して─
「平和とは、ただ戦争がない状態を意味するだけではありません。真の平和とは、すべての人々が尊厳を持って生活できる社会をつくることです。貧困や差別、環境問題が解決され、誰もが... -
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若者は「今」を変えるチェンジメーカー─世界湖沼の日プレ・フォーラムを本校で開催─
「京都新聞」7月22日付朝刊は次のように報じました。第20回世界湖沼会議が21日、オーストラリアのブリスベンで開幕した。オープニングを飾ったユースセッションには、各国の参... -
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「全員サッカー」で夢に近づいた夏─サッカー部インターハイ観戦記─
福島第一原子力発電所から南へ20kmに位置する、Jヴィレッジ。14年前の原発事故の際には、収束対応の前線基地として全施設を提供、2019年の営業再開まで、福島復興のシンボ... -
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歴史は語る 主役は若者─日本の若者政策を考える─
第27回参議院議員選挙投票日を目前に控えた7月17日、イギリスが16歳選挙権を導入するとのニュースが飛び込んできました。英国のスターマー政権(労働党)は17日、現在は18... -
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生徒による先生のための授業提言─「リツモリICT Labo」がめざす理想─
それは、(おそらく)リツモリ史上初の出来事でした。6月11日、教員対象に開催された校内研修会の分科会において高校生が教壇に立ち、教員を対象に講師を務めました。今回の研修会... -
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雨ニモマケズ風ニモマケズ─中学3年万博謎解きゲーム大成功─
6月、夢洲会場では大雨・強風というコンディションに負けじと本校中学3年生たちの元気な声が響いていました。大阪関西万博の会場で謎解きゲームを実施し、お客様に「考える面白さ」... -
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歴史の扉をこじ開けた粘りの「1点差」─高校サッカー部初優勝の軌跡─
すべてが「1点差」の勝利でした。5月24日、甲西高校戦(1-0)。お互いに決定機を作らせない拮抗した展開の中、ロングスローのこぼれ球からロングシュートが相手GKの頭上を越... -
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バリアバリューに生きる─車椅子で社会を変える若手起業家─
熱い想いと決意に満ちた言葉が、会場全体を包み込んでいました。2018年1月、立命館大学朱雀キャンパスでの講演会に一人の若者が登壇しました。車椅子に乗った29歳の青年、株式... -
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ルールは何のためにあるのか─高校体育祭に見た生徒自治の力─
「今回の体育祭では、進行が想定通りにいかず、時間が押してしまったことをはじめ、運営上の失敗がたくさんありましたが、一番良かったのは生徒が当事者になれたことです。そして、先...