基礎を築き、
高校での
発展した学びに生かす
生徒一人ひとりの意欲や関心に応じて多彩な選択肢を用意しているリツモリ。基礎の習得に始まり、学年が進むにつれ高度な専門的学びに進んだ後は、将来の目標に確実に近づくためのコースが系統立てて設定されています。
R-Style (リツモリスタイル)
そんな「R-Style(リツモリ-スタイル)」が追求するのは、生徒主体の学び。「主体的に学び続ける力」を育成することを目的に「学校は先生に答えを教えてもらう場所ではない。生徒一人ひとりが問題を見つけるところ」という哲学を貫いています。そして、答えの前に「なぜ」をセットで要求するのがR-Styleの原点です。
一人ひとりの
着実な成長を促す学び
また、中学1年生からはじまる「探究学習」の成果として、中学3年生では各自が設定した「問い」に基づいて「卒業レポート」に取り組み、教科を越えた総合的な学びや社会とつながったシームレスな教育を行っています。
他にも自宅学習で知識を習得し、授業では習得した内容の確認やそこで生じた疑問に対する解決を行う「反転授業」。演習では、生徒の理解度に応じて最適化された問題を提供するアダプティブラーニング(個別最適化学習)などICTを活用した学びも充実しています。
将来の選択肢を広げる
2つのコースと学び
難関国公立大学進学を目指す高校フロンティアコースと将来のグローバル社会での活躍を念頭に置いた高校グローバルコースへの進学を想定したコース。学習内容を深く掘り下げ、応用問題に取り組む力を養います。
中学から始まる立命館大学・立命館アジア太平洋大学へ続く一貫教育のコース。探究活動をはじめとする受験勉強に捉われない学びを追求します。教科指導はもとより、課外研修や行事、クラブ活動を通じて「自ら考える力」「仲間と協力する力」「誰かに貢献する力」を育み、大学での学びをリードする人材を育てます。
教育課程表
教科の学び
ICTの活用はもちろん、全科目でオリジナルな授業が展開されています。
英語グローバル社会で活躍できる人材へ
学校生活で培った知識や能力を発揮し、グローバル社会で活躍できる人材の育成に力を入れています。語学の習得は、まず使うところから。留学生との校内交流や、iPadを活用した洋書の多読、校内英語プレゼンテーションコンテストの実施など、日常生活の中で英語に触れる機会を多く設定しています。また、中学校3年生では英語学習の集大成として新たな海外研修もスタートし、学校生活で培った英語力を発揮します!
Expert Curriculum英語上達プログラム
中1からハイレベルな英語授業を!
中学1年生から英語上級者向けに「Expert Curriculum(エキスパートカリキュラム)」として、別枠の授業を用意しています。英語でのアウトプット活動を多く行い、基礎知識の習得はもちろんのこと、より秀でた英語でのコミュニケーション能力を身につけます。オールイングリッシュの授業展開で、本校高校のグローバルコース進学を視野に入れ、一人ひとりが多様な価値観や文化的背景を持つことを理解する、グローバルマインドを徹底強化します。
数学「処理」と「論理」で数学力を身につける
問題を解くというのは、計算を中心とした「処理」と文章を読んで解法を組み立てる「論理」の2つがあります。「処理」を点検するのは学期の初めに進度によって範囲を決めて「立守数検」を実施しています。中学3年生の最後を1級となるように決めて合格するとメダルがもらえるという取り組みをしています。「論理」についてはICTをフル活用。Apple Pencil、ロイロノートで解答できます。
Think→Shareで力をつけていきます。
国語文章力と発信力
主張作文や新聞投稿など、自分の意見を根拠を示しながら伝えることに力を入れています。主張作文は、各クラスで予選を行い代表が、校内主張大会で全校生徒の前で発表をします。見やすい資料とはどんなものか、わかりやすく伝えるにはどうしたらいいのかなどを考えながら、発表資料を作成し、発表準備に意欲的に取り組んでいます。 自分の意見を相手にわかりすく伝える力は、このような授業の中での発表など多くの機会を通じて身につけられます。
理科教科書の枠を超えた挑戦の場につなぐ授業
理科では個人やグループで探究的に活動する場を設定し、授業を挑戦の場とすることを目指しています。1年生ではグループで「琵琶湖」を題材とした調べ学習を行い、2年生では特定の題材を限定することなく、「個人で探究する」ということにチャレンジします。2年生で取り組んだ課題探究活動を3年生へ引き継ぎながら、最終的には卒業レポートという形でまとめます。このような活動を通じて、知識や技能を基盤とした発展的な学習を自ら行えるようになっていきます。
社会株式学習ゲーム
3年生の社会科の授業で行っているのが株式学習ゲーム。3~4人のチームに分かれた生徒たちが、仮想所持金(1,000万円)をもとに、東京証券取引所に上場している銘柄について、どの銘柄を売買するのか議論しながら、実際の株価に基づいて株式の模擬売買を行います。各自が情報を集めながら、どの会社の株式を売買するのかをディスカッションで決めていくため、「意思決定」や「ディベート」の訓練も必然的に行なわれます。
体育立守ダンス
体育の授業で行っているのがオリジナル・エアロビクスダンス「立守ダンス」。5分程度ですが、ストレッチから始まり、最後は呼吸を整えて終わります。最初はできない生徒も3年間、もしくは6年間継続して行うことで全員が踊れるようになります。また、運動表現の苦手な生徒も継続して行う事で恥ずかしいという気持ちも克服でき人前でも踊ることができるようになります。体育科では、身体活動を通して心身ともに成長できる学びの場でありたいと様々な工夫をしています。
美術アートの社会での役割を考える
様々なテーマをポスターで表現したり、ユニバーサルデザインを考えるなど、社会の中での芸術のチカラを学び発信します。また、滋賀県の高島扇子を日本画の画材で制作するなど日本の伝統文化も学ぶ一方で、iPad を使ってデジタル表現や映像作品も作成するなど幅広い表現をします。
その他、滋賀県立近代美術館の学芸員の方を迎え、iPadを使用して対話型鑑賞をしています。
音楽音楽の楽しさを通じて
音楽活動の楽しさを体験することを通して,音や音楽への興味・関心を養い,音楽によって生活を明るく豊かなものにする態度を育てます。多様な音楽表現の豊かさや美しさを感じ取り,基礎的な表現の技能を身に付ける他、最大のイベント合唱コンクールに向け、多様な音楽のよさや美しさを味わい,主体的、協働的に楽曲を仕上げる力を養います。
リツモリでは人や社会とつながり、地域や人類の問題・課題を体験的に考える機会となる校外でのさまざまな体験活動・研修を重視しています。また、それらを振りかえる際に生徒が自身と対話をすることは立命館人としての「志」を立てることへとつながります。生徒のキャリア形成にとっても重要な学びです。