立命館人としての
“志”を育む校外研修

立命館の学びの目的

立命館で学ぶことの目的は、将来、正義と倫理をもった地球市民として、人類の未来におけるさまざまな問題を解決するリーダーとなるための力を身につけることにあります。

生徒一人ひとりの“志”を立てる

中学や高校では、さまざまな教育活動を通して、人類にとっての問題・課題に気づき、その中から、自分は何に興味や関心があるのか、またそれを解決するために、大学ではどんな学問・研究をしたいのかなど、将来の進路決定に向けて立命館憲章の精神に基づいた「志」を立てることに重点を置いたキャリア学習を進めています。

未来に向けた、体験活動・研修

中学校では、立命館人としての「志」を立てるため、またキャリア形成にとっても重要な教育である体験活動・研修を中1から中3にかけて日々の授業を大切にしながら、バランスよく実施してきました。

「人とつながる」「社会とつながる」「自分とつながる」

さまざまな体験活動・研修を通して、人や社会と自分自身がつながることで、地域社会における問題・課題が見えるようになります。また、この体験的な学びを振りかえるときに、自分と対話する活動を重視します。中学生にとって、自分を知ることは難しいことですが、「志」を立てるには、避けては通れない発達上の課題でもあります。特色のある多くの体験活動・研修は自立した人間、大人になるための第一関門ともいえます。

リツモリ 4つの体験学習

仲間と共に踏み出す、
リツモリ生の第一歩!

本校入学後、4月に実施する1泊2日の研修です。大縄飛び、合唱コンクール(学園歌)、寸劇、立守ダンス、カレー作りなど、クラス対抗で競ったり、学年全体の前で発表したりします。

自然や地域とつながり、
課題を見つけ解決をめざす!

本校の立地を生かした琵琶湖学習では、「琵琶湖と人間」をテーマに、講演やフィールドワーク、いかだづくりをして琵琶湖にくり出すなど、体験活動を大切にしながら、科学的に学びます。琵琶湖博物館の学芸員の指導の下、課題を発見し、調査・研究を行い、その成果を発信します。

歴史を見つめ、建学の理念
「平和と民主主義」を考える!

平和学習をテーマとした沖縄研修を2泊3日で実施します。沖縄の歴史や文化遺産、そして太平洋戦争や戦後の復興とさまざまな課題について、過去と現在を体験的に学びます。そして、立命館の教学理念である「平和と民主主義」について学び、本当の平和とは何かを考え理解を深めます。

3ヵ国×6コースから選べる
海外研修!

ニュージーランド、オーストラリア、カナダの3ヵ国で、それぞれショート(2週間)、ロング(2ヶ月)の2つのコースから選択できる海外研修を行っています。ホームスティや英語研修、授業を通して英語力、異文化理解の力、自立・自律の力を培います。