中1 京都新聞「声」に掲載

2017.11.30

 11月29日(水)の京都新聞朝刊の「声~若いこだま」の欄に中学1年生の中川雅庸さんの投稿が掲載されました。この投稿は、本校のNIE(Newspaper in Education教育に新聞を)の一環として行われているものです。
 中川くんの作文は映画「美女と野獣」のある台詞から始まります。それは「女には文字を読む必要はない」という台詞です。夢と希望いっぱいのディズニー映画。その中にすら差別意識は影を差します。しかしイギリスでは、近く、アフリカ系アメリカ人の血を引く女性が、初めて王室に入ることとなりました。少しずつですが、時代は良い方向に向かっているようです。
 中川くんは「地球上の全ての人の日常の生活が何にも脅かされることなく、当たり前にできること」が平和である、と述べています。人権を常に意識すること、その私たちの日常生活が世界に平和をもたらすのだということを、中川くんの作文は教えてくれます。

(国語科:川辺純子)