中2 後期総合学習④を行いました

2017.12.5

 11月25日の中学2年総合学習ロボット分野は、サーボモーターの取り付けとプログラミングの学習を行いました。
 サーボモーターとは、ロボットの躯体につける腕部分を動かすモーターです。一辺わずか3センチほどの小さなモーターですが、これで3㎏ほどのものを動かす力があるらしいです。この強力なモーターに腕をつけ、競技に勝つためにより多くのピンポン玉を取り込むもよし、相手のロボットをひっくり返すもよしです。
 どのような腕をつけるのか? その工夫に勝敗がかかっています。
 サーボモーターをつけたあとは、プログラミングです。情報教室で初体験。一つでもコマンドを間違えれば、もうロボットは動きません。 「先生!お願いします!」あちらこちらで教員を呼ぶ声が聞こえます。混乱の極みもいずれ落ち着き、みんながプログラムの入力を終えます。あとは自分たちの作戦に従い、モーターを動かす角度などを変えればいい。今後も楽しみですね。

 先週に実験を終えたBKCチームは、BKCのパソコン室に集合をしました。DNAとクロロフィルの構造を視覚的にとらえるために、立命館大学の杉田先生指導のもとPC上でシュミレーションしたものを観察しました。
 DNAやクロロフィルの構造をPC上で観察することで、これまでの学習を深めることができました。DNAやクロロフィルのこと以外にも、薬の話などためになる豆知識なども教えていただきました。大学の先生方に積極的に質問する生徒の姿も見え、充実した研修でした。

 国際理解講座では、近江八幡にある学習支援団体の「ワールドアミーゴ」を訪れました。第4回となる今回の目標は「実践!多文化共生」です。この団体のOBOGで現在サポートのボランティアをされている方々との座談会、学習支援体験及び見学、交流会を行いました。
 なかなか聞きにくい質問もこの機会にたずねて下さい、とのことで、OBの方々は自分自身の経験を元に生徒の質問にざっくばらんに答えてくださいました。外国にルーツがあるということだけで暴力やいじめを受けたことや、仕事で正社員として採用されることが難しく、差別を感じるというお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。また海外のお話や、ブラジルの遊びを体験したりと、異文化体験の貴重な機会ともなりました。
 学習支援体験は人数や時間の制限もあり難しい部分もありましたが、日本語を流暢に話す子供たちに驚く生徒や、一緒に体を動かして遊びを楽しむ生徒の姿が見られました。
 ワールドアミーゴの皆様には、実際に外国にルーツを持つ方々との交流の機会を与えて頂き、感謝致します。


ロボット1


ロボット2


生命科学部連携1


生命科学部連携2


生命科学部連携3


生命科学部連携4


生命科学部連携5


国際理解1


国際理解2


国際理解3


国際理解4


国際理解5


国際理解6