中2 朝日新聞「声」に掲載

2018.3.14

3月10日(土)の朝日新聞朝刊(全国版)「若い世代~こう思う~」に中学2年生の小林亜美さんと國松佑衣さんの投稿が掲載されました。小林君の投稿は、中学2年生(10期生)にとって21人目の掲載、國松さんは2回目の掲載になりました。10期生のNIEの取り組みとして通算25回目の掲載となります(2017年度は13回目)。二人の作文は「東日本大震災」のテーマで投稿したものです。
小林さんの作文は、安易に語るべきではないという気持ちが文章から伝わります。「被災した方々の悲しみとは意味が違う。昨日まで笑顔で元気に会話していた人が、大きな波にのみ込まれていなくなる。そんな人たちの気持ち、私に、いや私たちに分かるわけがない。」このひとつひとつの言葉が私たちの心に迫ってくるようでした。
國松さんの作文は、先日行われた合唱コンクールで歌った「群青」と向き合ったエピソードを語っています。詩の中に込められた思いに寄り添いながら、最後に「今を当たり前にせず幸せだと感じたい。」と締めくくるところに共感がありました。
私たちのNIE活動は、新聞を読み、教科や多くの教育活動に活かすことにとどまりません。「読む」活動と共に、自分の体験を言葉にしてまとめ「書き」、新聞を発信の場としていくNIE活動です。自分の体験をまとめることの積み重ねは、生徒一人一人の未来の自分自身を支えていくのだと思っています。その思いと共に、本校のNIE活動をこれからも継続して行います。

(NIE担当:細川典敬)

 

朝日新聞 2018.03.10付 若い世代 こう思う 「群青」に出会い変わった私 國松佑衣さん
朝日新聞 2018.03.10付 若い世代 こう思う 悲しさ・怖さ わからないけど 小林亜美さん

朝日新聞 承諾書番号(18-1270)
掲載期間:2018年03月14日から1年間
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