中２ 朝日新聞「声」に掲載

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2018.3.15

３月１１日（日）の朝日新聞朝刊（全国版）「声～オピニオン～」に中学２年生の川又仁智さんの投稿が掲載されました。川又君の投稿は、なんと３回目の掲載になりました。10期生のNIEの取り組みとして通算27回目の掲載となります（2017年度は14回目）。「東日本大震災」のテーマで投稿したものです。
川又君の作文には、胸打つものがありました。
京都タワーの光から、自らを振り返る最後の一文。「僕は変われたのだろうか」
誰もがあの震災の後、津波は恐ろしく、備えなくてはいけないと心に思い、生きていることに感謝したはずです。しかし、今はどうでしょう。自分の意識は変わり続けていますか。この投稿を続けてきて分かったことは、生徒たちの純粋なアプローチは、大人たちに大きな警鐘を鳴らします。
「僕たちは変われたのか」は、大人たちにもう一度考えてほしいということです。東日本大震災を機会に、命を振り返り、生きることに謙虚でなければならない。そんな思いを新たにしました。
私たちのNIE活動は、新聞を読み、教科や多くの教育活動に活かすことにとどまりません。「読む」活動と共に、自分の体験を言葉にしてまとめ「書き」、新聞を発信の場としていくNIE活動です。自分の体験をまとめることの積み重ねは、生徒一人一人の未来の自分自身を支えていくのだと思っています。その思いと共に、本校のNIE活動をこれからも継続して行います。

（NIE担当：細川典敬）

 

朝日新聞　2018.03.11付　京都タワーに思いを重ねて　川又仁智さん

朝日新聞　承諾書番号（18-1270）
掲載期間：2018年03月14日から1年間
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