中3 朝日新聞「声」に掲載

2018.11.12

11月10日(土)朝日新聞朝刊(全国版)「声~若い世代」に中学3年生の河居史晃さんの投稿が掲載されました。今年度の掲載は15回目、10期生のNIEの取り組みとして通算42回となりました。また河居くんは初めての掲載、合計で31人目の掲載となりました。
「悪」のテーマで投稿したものです。河居君はクラスのホームルーム委員としてここまで体育祭、文化祭とクラスで頑張ってきた自分の気持ちを書いています。担任の先生は「こういう意識を持っていてくれてうれしい。まだまだうちのクラスに足りない部分をよくぞ言葉にしてくれた」と河居君の文章を高く評価していました。本文の最後にある「悪役になる自分がいる」という言葉は、非常に力があり多くの読み手の共感を得るのではないでしょうか。「悪役であって「悪」ではない。悪役を演じているのだ」と担任の先生はクラスで呼びかけたとおっしゃっていました。
私たちのNIE活動は、新聞を読み、教科や多くの教育活動に活かすことにとどまりません。「読む」活動と共に、自分の体験を言葉にしてまとめ「書き」、新聞を発信の場としていくNIE活動です。自分の体験をまとめることの積み重ねは、本校が掲げる「挑戦」「創造」「変革」につながり、文の中で書かれた誰かの幸せへの「貢献」につながっていくと思います。文書になった作文は、生徒一人一人の未来の自分自身を支えていくのだと思っています。その思いと共に、本校のNIE活動をこれからも継続して行います。

(NIE担当:細川典敬)

 

朝日新聞
2018.11.10 声~若い世代「悪役は本当に悪なのだろうか」河居史晃さん
朝日新聞 承諾書番号(18-5244)
掲載期間:2018年11月12日から1年間
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