高2FT 滋賀医科大学 第6回医療基礎セミナー

2019.9.11

 9月10日(火)に滋賀医科大学において、今年度6回目の医療基礎セミナーが行われました。
 今回は相見良成教授による「組織学の話」普段あまり聞かない「組織学」って何という話からはじまり、実際のラットの脳の固定化された標本を見せていただきました。高校の生物の教科書の抜粋を使いながら難しい免疫組織化学法の説明もしていただきました。
 顕微鏡写真の見方のところでは「どんな写真でもどうやって切ったのか(見方)を疑ってみることは大切」と話し、続けて「医者として大切なことは相手の立場で考えること」と強いメッセージをいただきました。
 講義の後、滋賀医大の施設であるメディカルミュージアムを見学しました。本物の標本の前で命の尊さとともに、わからないことを積極的に先生に訪ねている姿が大変印象的でした。