中2 国際理解講座を実施しました
2019.11.5
中学2年生は現在1月に実施する沖縄平和研修に向けての事前学習を行っています。その一環として、10月31日(木)本校メディアホールにて、公益財団法人滋賀県国際協会の大森容子様にお越しいただき、「滋賀の多文化共生」についてお話していただきました。
滋賀県には多くの外国人の方が住んでいますが、彼らが「なぜ日本を選んでくるのか」「なぜブラジルの方が多く移住しているのか」など、歴史を振り返りながら多文化共生について学びました。また彼らが日本で暮らす上で困っていることを知り、多文化共生の実現が難しい現状について考えました。
生徒達が訪問する沖縄ではどのような多文化共生のための取り組みが行われているのか、この講演会で学んだことを是非深めてほしいと思います。そして私たちの学ぶ滋賀での多文化共生の実現のため、何ができるかを考えていきましょう。
【生徒感想】
- 日本全国の在留外国人数がとても多かったです。全国だと、1.中国 2.韓国 3.ベトナム だが、滋賀は 1.ブラジル 2.中国 3.韓国 と違うことに驚きました。また、外国から来る人への対応がしっかりしていないまま受けいれたせいで、今外国人が困っているんだなと思いました。多文化共生するには、人権感覚を磨き差別をなくす、多様性を認めることが大切だと学びました。
- 私は現在どれくらいの外国人が日本に住んでいたか知らなくて、2,731,093人と聞いてびっくりしました。学ぶため、働くため、家族につれてこられてなど、様々な理由で日本に来ているのに、言葉の壁、制度の壁、心の壁があるのはよくないなと思いました。だから私は心の壁を壊して、外国人が暮らしやすくて、安心、安全、平和に暮らせる社会にしていきたいと思いました。