夏季教職員研修会を行いました

2020.8.24

 8月20日(木)・21日(金)に教職員全体での夏季研修会を実施しました。毎年、この時期に未来の学校を見据えた議論への向けてのインプットや諸課題の共有などを行っている研修です。今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響もあり、初のオンラインとリアルのハイブリッド研修の形式で実施しました。
 1日目はオンラインZoom。「リベラルアーツから未来を見る」と題して行いました。
 午前は、岩波新書のベストセラー『生きる意味』、最近では『新・大学で何を学ぶのか』といった多数の著書もある東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院の上田紀行教授から「新・学校でなにを学ぶのか 東工大が文理融合の教養い教育を進めるのはなぜか」というご講演をいただきました。
 午後からは『ニュータイプの時代』『武器になる哲学』『世界のエリートはなぜ「美意識」を来るのか』など多数の著書のあるナレッジキュレーター 山口周先生にご講演をいただきました。山口先生の講演会には上田先生もご参加され、質疑で対談のような形も実現し、夢の映像に驚き拝見していました。
 2日目はリアル。ソーシャルディスタンスを意識しながら、本校メディアホールで実施しました。テーマは2つでした。一つ目はチーム担任制の課題。ここまでの報告とこれからの課題について共有しました。また、ワークショップも行い実際に起こった事例について議論・研修をしました。2つ目は今年から立ち上げた「共創探究科」の実践の共有がテーマです。実際にAP科目で協力いただいている立命館大学 山中司教授にご講演いただきました。
 私たちも多くの学びを得て、2学期生徒の皆さんを迎えます。
(写真はすべて2日目の研修の様子です)