ポーランド日本語インターンシップオンラインプログラム 第1期を終えました

2022.6.17

ポーランド日本語インターンシップオンラインプログラム 第1期を終えました。

 本校と交流のあるポーランド・クラクフにあるサンスター日本語学校で学ぶ生徒たちを対象に、本校の高校生6名が1学期間、オンラインでの日本語授業の実施に奮闘しました。6月11日に全12時間の授業の最後の授業を終えました。
 4月より新たにスタートしたプログラムに挑戦した生徒達。先生として45分の授業を実施することや、英語で日本語を教えるということに戸惑う場面が多くありました。授業中は生徒達のみでの運営となるため、責任も重大です。しかし、念入りな打ち合わせを行い、様々な年齢層の生徒さんたちに、少しでも楽しんでもらえる授業を!と毎回の授業に臨みました。
 現地の日本語学校の校長である兵頭先生からも、「授業の回を重ねるごとに自信がついてきましたね。また大変な準備作業をしたことが感じられる非常に興味深い内容と授業運営でした!」とお褒めのフィードバックを頂きました。
 ぜひ3学期には現地での対面での日本語教師インターンシップをできることを願いながら、引き続き夏休み以降も日本からのチャレンジを続けます。

≪参加生徒の振り返りより≫
●このプログラムに参加してとても良かったです。思ってるよりも日本語を使って授業をしました。日本語を教えるようなプログラムに参加するのは初めてで戸惑う部分も多かったけれどとても楽しかったです。このプログラムを通してたくさんの交流ができたと思います。週によって入るクラスが違ったことで英語と日本語をどれくらいずつ使うのかを考えて授業をすることができました。どれもいい経験になったと思います。本当にありがとうございました。
●私は、本格的に教える立場に人生で初めてなりました。そこで、自分を信じることが1番大切だと知りました。生徒を教えるという立場のため、自分が手本にならなければいけません。そんな人が不安がっていたら生徒もそれでいいのかと不安になり、信用できない先生になっていきます。そのために、事前準備をきっちりと行い、何度も予行練習をすることで自信をつけることが必要だと感じました。
●人に教えるという行為は自分の成長に一番つながることです。初めは知っている日本知識を伝えるだけと思っていましたが、自分の理解が浅いことに気づいたからです。人に伝えようとすると自分が一番理解していないといけません。知識を深めるいいきっかけになりました。