高校 留学生―派遣・受入ともに奮闘中!
2022.10.18
コロナ禍でストップしていた留学生の受け入れがこの夏再開し、2学期より中長期留学生の受け入れが本格再開しました。今、本校では、アメリカ、ドイツ、エストニアからやって来た3名の留学生が、高校1年生、2年生、3年生の各学年グローバスコースにて本校生と机を並べて頑張っています。本校生達も、留学生をどうしたらサポートできるか試行錯誤したり、日本とは異なる留学生の国の様子を知って驚いたりと、ともに学んでいます。授業内で、部活動で、ホストファミリーとして受け入れ頂いているご家庭でー。日常の中での様々な形の国際交流・国際理解が進行中です!
また、海外に飛び立つ生徒たちも奮闘しています。8名の高校生が3か月のオーストラリア・ターム留学から帰国し、語学力の向上にとどまらない貴重な学びを得てきたことを報告してくれました。それ以外にも、この夏は他に6名の高校生がアメリカ、カナダ、オーストラリアへセメスターや年間など中長期留学に出発。また、冬に年間留学に出発しあと数か月で留学生活を終えて帰国する生徒達もいます。それぞれに、コンフォート・ゾーン(慣れ親しんだ空間)を一歩踏み出したからこその現地経験を通じて、一回りも二回りも成長してくれることを願っています。
■オーストラリア・ターム留学生徒の留学報告書より(一部抜粋)
「私はこの留学を通して自分からアピールする力、自分らしくいられる力を身につけることができました。現地の人々は自分のやりたいこと・言いたいことを明確にできており、自分の意思で行動に移しているように見えました。その姿を間近に見てそう変わりたいと思ったからこそ、私はこれらの力を身に着けることができたのだと思います。」
「海外の友達がつくれたのが本当によかったです。英語で話しているのにお互いふざけたり笑ったりできている時が一番好きでした。英語で話しながらこんなに笑えると思っていませんでした。行く前は一番嫌いだった英語が今では少し好きになりました。」
「何でも楽しむことが1番大切だと思います。日本はとても独特の文化や感覚を持っているということをよく感じさせられました。そのため数えきれないほどの「違い」と出会いました。最初はしんどく感じることもありましたが、その違いを面白味として捉えると受け入れやすくなり、日本の文化の良さと海外の文化の良さを両方感じることができました。気持ちを「楽しむため」に変化させることで視野が広がっていくと思います。」
「私は留学前、英語力の向上を一番大きな目的として留学を決意しました。しかし、留学を通じて、ホストマザーやホストシスター、友達や現地の人と話すにつれて英語は目的ではなく手段であるということに気づきました。オーストラリアで私が関わった人はとても面白く、優しくて、私はもっと話したいと思うようになりました。今回の留学で海外の人と話す楽しさを知り、将来は海外の人と関わることができる仕事に就きたいという明確な夢ができました。」