高3 グローバルAP成果報告会を実施しました

2023.1.27

1月19日(木)、高校3年生GLクラスは、立命館大学衣笠キャンパス創思館において「グローバルAP」授業の集大成となる成果報告会を実施しました。今回は、審査員に学園から仲谷総長、松原副総長、京都信用金庫理事の加藤様などをお招きするとともに、広く学園関係者や保護者の方にも参観していただきました。
高3GLクラスでは、高大連携の授業として大学教員や起業家と高校教員とのコラボレーションによる総合的な探究学習授業「グローバルAP」を実施しています。グローバルAPは、生徒自ら現代の社会課題を見つけ出し、それを解決するためのプロジェクト(=マイプロジェクト)を考え、実践する、という授業です。今回の成果報告会では、優秀作品に選ばれた4名とインパクトリサーチ&アクション作品に選ばれた2名による発表が行われました。1年間を通してマイプロジェクトに取り組んだ成果から自分たちの学びを振り返るとともに、学外者からの講評をもとに学びを客観的に捉えるよい機会となりました。
優秀作品発表の結果、見事、前田光希さんが最優秀賞に選ばれました。何度も試行錯誤をする姿や、そこに至るまでの行動力、商品化まで持って行ったインパクトなどが高く評価されました。
また昨年に引き続き、優秀作品の生徒発表をグラフィックで記録する「グラフィックレコーディング(グラレコ)」も取り入れました。グラフィッカーはAPでの取り組み姿勢と「国際協力」の授業で行ったグラレコの完成度から選出しました。短期間での練習でしたが、こちらも大変すばらしい作品をつくることができました。

【最優秀賞】
前田 光希さん
和菓子LOVERな若者を増やすために ―スポーツ界で和菓子の力を発揮する―

【優秀賞】
上田 二衣奈さん
子どもが子どもらしく生きるために ―ケアから離れ自分らしく過ごせる時間を―

大八木 望さん
若者のメンタルヘルスを保つ ―リフレーミングを用いたカードゲーム開発と体験会を通して―

前田 穂乃花さん
「若者」が主体となり「若者」が構築する社会の確立 ―生徒の投票行動に変化を生み出すワークショップと政治参画を通じて―

【インパクトリサーチ&アクション作品】
多賀 友波さん
不安や悩みをストレスに変化させないために ―好きなことを趣味であると認識して行うことで心の健康を図る―

中本 結月さん
子どもたちが社会問題と主体的に向き合う方法 ―ローカルに着目した交流と継続的な活動の効果とは―

【グラフィッカー】
板倉 玲奈さん/田中 怜さん/辻 瑚遥さん/平井 開陸さん

【総合司会】
北村 一綺さん