高校海外研修レポート① 東京SEPiAコース

2023.3.6

現在実施されている全8コースの各研修について、各コースに特徴があります。その一端をご紹介します。

 事前トレーニングを経て、2月28日から3月5日までの6日間、現地ワークとして日本の東京を研修地に実施されたのは、東京SEPiAコース「Social Entrepreneurship Program in Asia」です。これは、アジア新興国のような複雑な環境で将来活躍できるような自走力を鍛えるためのビジネスプログラムです。本校17名が参加し、タイの山岳民族の伝統文化を継承し、商品を広めるための活動を模索することがミッションとして課され、タイの起業家が取り組み経営課題の解決に挑戦しました。
 プログラムを受講しつつ、北千住・亀有、白金、吉祥寺に分かれてアンケート調査活動を実施。販売会の日が近づき、宣伝広告チラシや店への誘導方法など決める事は盛り沢山。活発な話し合いが夜遅くまで続きました。販売会前夜は生徒たちは遅くまでチラシやポスター、ショップカードを作っていました。
 3月4日の販売会は下北沢駅近くの貸スタジオで行われました。平日でも人通りが途切れない商店街から脇道に20mほど入った場所です。10時から16時半まで販売会を実施し、朝からチラシやポスターを配布するチーム、商品値札や店内装飾を考えるチーム、電話でアポを取り営業活動するチームなど動き回りました。最終日は販売実績を踏まえたタイの起業家へのプレゼンテーションを全て英語で行いました。生徒たちがどんな発見や学びを得たのか、また事後学習で共有します。