高3 サイエンスAP「生命科学部レクチャー」を受けました

2023.5.30

5月25日(木)に、高校3年GLsコースのAP(Advanced Placement) Ⅰの授業としてBKCのコラーニングハウスⅡの教室にて、生命科学部の冨樫祐一先生より「立命館大学の生命科学部についての紹介」と「コンピュータを使った生命科学」についてレクチャーしていただきました。

最初に、立命館大学生命科学部の4つの学科についてどのような研究がなされているかの説明があり、生命科学部といっても「電池やその材料を研究している」応用化学から、「医療技術の社会的評価を研究する」生命医科学など幅広い分野で研究がなされていることが紹介されました。卒業生の進路として約65%が大学院へ進学していますが、その他にもSEや医薬品製造業など幅広い分野へ就職していて、大学で学んだことで進路の幅が広がっていると感じることができました。

次に、「事前に提出された生徒からの質問」に対しての回答がありました。ここからは、応用化学科の花﨑知則先生と生物工学科の石水毅先生が参加していただき、それぞれの先生方から専門の立場で大学での学びについての回答をいただきました。その中では「応用化学科へ進学するなら化学や物理も必要だが日本語力も大切」とか「理系であればどんな学部・学科へ入るとしても英語力は必要」「大学で学んでいくには継続力と研究を進めていく強い意志が重要」など、これから大学へ進学していく高校生にとってタイムリーなお話がありました。

最後に、「よく将来の仕事を考えて学部・学科を選びなさいと言われるが、現在高校生が知っている仕事は限られていると思うので、あまりそれにとらわれずに、今学びたいことを中心に学部・学科選びをしてもよいのではないか」と話され、これからの進路選択を考える高校生にとって有意義な内容の会となりました。