高校 グローバルウィーク終了、GLバディたちが大いに活躍しました

2023.7.19

7月のグローバルウィーク2週間の期間中、アメリカとアラブ首長国連邦(UAE)の生徒たちがそれぞれ1週間本校に滞在し、期間中はグローバルコース生徒33名がバディとして学校生活をサポートしました。バディの経験を通じて世界の見え方が変わった生徒もいたようです。海外を訪問する機会もある本校生徒たちは「私も現地でお世話になったから」と献身的にサポートしましたが、同時にうまくコミュニケーションが取れなかった反省も踏まえ次の挑戦への意欲を見せていました。

UAE最終日となる7月14日は、アラブ首長国連邦アブダビ首長国の高校生たちのサマースクール修了式が立命館大学朱雀キャンパスで開催され、18名の本校グローバルコース生徒もバディとして参加をしました。
バディー生徒代表として挨拶をした3年生の伴煌太さん、藤田ショーン怜さんは、今回の交流で学んだことについて話し、
「1番の学びになったことは知ることの大切さです。もしこの1週間がなければ私はUAEに対して石油や砂漠といったイメージだけを持ち、UAEに興味など持つこともなく関わることなどなかったと思います。この1週間交流したことでUAEの人たちの優しさに気づき、UAEという国が中東にある国から好きな国の一つになり、今一番行きたい国になりました。行動し知ることでUAEの良さを知り新しい自分に出会うことができました」と、交流によって平和の基礎が生まれたと感謝を伝えました。
駐日UAE大使館、アブダビ国営石油、コスモエネルギー開発株式会社、Applied Technology High School、そして立命館学園のご支援とご協力により実施運営された本プログラムで、本校生徒たちにとっても貴重な機会を頂いたことに心より感謝いたします。

2学期も学校訪問受け入れを予定しており、バディ活動を実施予定です。また多くの生徒が活躍してくれることを願っています。

≪参加バディ生徒の振り返りより≫
・他の国の言語を話せると世界が広がることを学んだ。もっと英語や他の言語を勉強して、外国の人と話したい。
・違う国出身だからといって偏見を持ってしまっていたが、交流を通して多様な人や性格、文化があると考えることができた。
・質問することの大切さを私は改めて、アブダビの人たちから学びました。お互い話す言語が違うため沈黙が続く場面もあったけど、そんな時はいつも向こうから質問をしてきてくれて、お互いをより知ることができました。私は話を続けることがあまり得意ではないので、もっと相手に興味を持って、受け身にならずに自分からも様々なことを切り出して、広げていけるようにこれからの生活でも頑張っていきたいです。
・私は今回の活動を通して、自分から話しかけたら相手も話そうとしてくれるということに気づきました。また、話す言語が違っても、思っていることを伝えたいと思えば、相手に理解してもらえるということにも気づきました。次またこのような機会があれば、今回よりももっと英語でコミュニケーションを取れるようにし、次もバディーとしてサポートしたいです。