高校 インドネシア・フィールドスタディ研修事前学習を実施しました
2023.10.11
10月6日本校にて、立命館大学国際関係学部の本名純教授と、本校卒業生の小島千佳さんをお招きして、「インドネシア基礎講座・座談会」を実施しました。これは今月末より出発するインドネシア・フィールドスタディ研修の事前学習として実施したものです。プログラム参加生徒以外にも、インドネシアに興味のある生徒や保護者が参加をして実施しました。
長期に渡りインドネシアでの日本語指導をされていた小島さんからは、インドネシアの基本的な情報はもちろんのこと、困りそうないくつかのケースとその対処方法など、現地での豊富な経験を元にアドバイスいただきました。現地の文化、宗教や習慣を尊重しつつも、自分の意見を正直に伝えることの大切さについてもお話がありました。生徒たちは実際に現地に行った場合の様々な心配や不安を質問していました。
本名教授からはアジアで学び、友人を作ることの意義と、そこでの良い体験、悪い体験の全てが若い皆さんにとっては経験値になる、それは素晴らしいことだというメッセージがありました。インドネシアの多様性についての様々な側面からのお話、そして現在抱える問題についてのお話も非常に興味深く、生徒たちも熱心に聞き入る姿が見られました。特に生徒たちが訪問するバリにおいて、宗教が日常生活に密接に繋がっていることをぜひ現地で見て感じてきて欲しい、とのお話は印象的でした。
貴重な機会を設けられたこと、ご講演いただいたお二人には心より感謝申し上げます。今回の機会に学んだことをぜひ現地の研修に活かしていって欲しいと思います。なお、本インドネシア・フィールドスタディ研修は立命館学園のグラスルーツ支援制度より助成を受けて実施をしています。
◆参加者の感想より
●インドネシアではプラごみの問題や森林伐採などの問題があると知ってそれに対して興味を持ちました。自分たちに何ができるかを日常から考えていこうと思いました。
●日本とインドネシアの見えない繋がりを知ることができて、自分も関わっていることがあるんだなと思いました。
●興味深くあっという間の2時間でした。インドネシアにはこれから発展していく未来を感じましたが、森林破壊や海洋ゴミ等課題も多そうだと感じました。
