高校 オンライン国際交流、「日中高校生対話・協働プログラム」成果発表会を実施しました

2023.12.22

 12月20日(水)、本校高校1年生〜3年生の12名と中国・南京外国語学校の高校2年生11名とで9月からグループ内で準備を進めてきた協働プロジェクトの成果発表会を実施しました。
 生徒たちは各グループでテーマを設定し、様々なツールを用いて中国の高校生と日常より交流や協働プロジェクトの準備を進めてきました。「日中のお正月の食文化」「日中の有名人」「日本の中華料理と中国の日本料理」「若者とインターネット」というテーマで、日中合同でのプレゼンテーションを行うグループもあれば、食レポ動画や調理風景の動画を協働作成していたり、校内アンケート結果をまとめるグループもあり、どのグループも創意工夫と楽しんで成果発表する様子が見られました。近くて遠い、似ているようで異なる…それぞれの文化を認め合える発表を行った生徒たち。異文化間理解力にも繋がるプロジェクトとなりました。ぜひ今後も生徒間での交流を続けていってほしいと願っています。
 本プログラムは本校が2021年度から参加をしている国際交流基金が実施されているもので、同基金が日中の青少年層に連帯や協力の意識を醸成することを目的として実施されています。このような貴重な機会を与えていただいた国際交流基金の皆様、南京外国語学校の皆さん、ありがとうございました。

参加生徒の振り返りより
●中国の学校の子は、プレゼンのクオリティや発表の内容が濃い。中国のことを教えてもらう時に、細かいところまでこだわっていてすごいなと思った。毎回すごくわかりやすい発表だった。中国語は全然喋れなかったけど、一緒に日本のことや中国のことについて話せてすごく楽しかったです。せっかく今回中国についてたくさん知れたのでこれからも交流を続けたり、中国に行きたいなと思った。
●日本と中国は似ていると感じた。今回の発表を通して今まで考えていたよりもお互いの文化が似ている部分があるなと感じた。今回初めて中国の方と交流しました。南京町にフィールドワークに行ったことで聞いたり、話したりするだけでは分からないこととかが実際に体験してわかったので良かったです。交流している間、メッセージとかでたくさんやり取りをして、みんなの前で発表をやり遂げられたので良かったです。とても楽しい時間を過ごせました。