高2 海外研修AMGLコース実施レポート #3(タリン・オウル)

2024.3.14

世界6カ国7コースに分かれての、高校2年生の海外研修を実施しています。最後のレポートはヨーロッパの2コースです。

◆タリンコース
43名が11日間、エストニア・タリンでのスマートシティプログラムに取り組みました。エストニアアントレプレナーシップ応用科学大学(EUAS)では、「スマートシティ入門」や「スマートシティにおける持続可能性と健康について」の講義で、都市を最小化し効率を上げることなど世界最先端のICT国家の実例について学びました。無人の自動運転バスにも乗車しテクノロジーを体感し、ヘルスケアのためにあってほしいAI機能について考えて発表するなど、テクノロジーと私たちの生活との関係についての理解を深めました。最終プレゼン、そして準備してきた日本文化を堂々と発表し、現地の方にも大盛況で、収穫の多い研修となりました。

◆オウルコース
44名が10日間、フィンランド・オウルでのプラグラミングワークショップに取り組みPythonを使ったアプリケーションの作成を行いました。生成AIを使った機械学習(ML)の体験などをチームのコミュニケーションを大切に実施されました。それぞれのチームがプログラム制作やプレゼンテーションの作成など分担・協力をし、最終発表を行いました。その後ロヴァニエミでは市内観光、そしてオーロラ鑑賞のため山の麓の湖に面したトナカイ牧場でソーセージを焼いたり、温かいログハウスの中でコーヒーや紅茶、ベリージュースなどを飲みながらオーロラを待ちました…が、残念ながら雲に覆われはっきりと見ることはできませんでした。静かな大自然の中でのゆっくりとした時間を過ごし、フィンランドらしさを満喫しました。

全コース無事に帰国の途につきました。世界各国で本校生徒の研修をサポートいただいた皆さまに感謝申し上げます。

【研修参加生徒の振り返りより】

初めは不安に思っていた海外研修でしたが、実際に行ってみるととても楽しかったです!まさか10日間でここまで気持ちが大きく変わるとは思っていませんでした。準備期間中にメンバー同士で少し対立が起き、原稿やスライドが完成したのが本番の1時間前で、正直このままではダメだと思ってしまっている自分がいましたが、自信を持って発表に臨むことができ、賞をいただくこともできて本当に嬉しかったです。研修に参加して本当に良かったと心の底から思っています。(ボストンコース)

日本にいるだけでは絶対にできない経験をたくさんすることができました。知らない環境で慣れないことも多く、戸惑ってしまうこともたくさんありましたが、日本に帰ってきてみて、本当に一瞬だったなと思うし、とても充実して楽しい時間を過ごすことができたなと実感しています。自然に触れる機会も多く、日本では気軽にできない経験もできて、素敵な思い出を作ることができました。また機会があれば行きたいです。(タスマニアコース)

ホームステイが人生において本当に貴重な経験で、ホームステイができたことがこの研修に行く価値だと心から思えた。カナダは移民国家で様々な文化が混じり合っていて、お互いを理解することの重要性を知った。もっと世界の文化を理解し、違いについて学びたい。(アボッツフォードコース)

カンボジアには色々と不安を持ちながら行ったけど、想像をはるかに超える楽しさで本当に行ってよかったと思えた。スラ厶に実際に行ったことや、現地のこどもが商売をしていたり物乞いをしていたところを見たことで貧困の現実を知ることができた。カンボジアの高校生たちが、自分たちのことをアイドルを迎えるかのようなテンションで接してくれてすごく嬉しかった。トゥクトゥクにもう一回乗りたい。(シェムリアップコース)

個人的に価値観が変わる瞬間が何度もあったと感じる。外国人との交流は、僕の英語の学習意欲を上げるきっかけになった。スマートシティを学んで、街の見方もコロッと変わった。いい経験ができたと思う。(タリンコース)