中高吹奏楽部 第16回定期演奏会を開催しました

2024.4.1

 2024年3月23日(土)守山市民ホールにおいて、立命館守山中学校・高等学校吹奏楽部 第16回定期演奏会を開催いたしました。
 昨年末には、高校部員が米国シカゴで開催された世界最大の音楽カンファレンス「ミッドウエスト・クリニック」で演奏し、スタンディングオベーションや歓声を受けました。言葉の壁を越えた音楽の素晴らしさを伝えるために帰国後は中高全員で練習に励みました。
 今回のテーマは「頂―いただき―」。これまで築いてきた伝統を受け継ぎ、最高の頂点を追求し続けていく、そんな部員たちの想いが込められています。日頃から温かな拍手で応援してくださる方々への感謝の気持ちを、心を込めた演奏で届けたい。そんな部員たちの思いが込められた「頂―いただき―」をお届けいたしました。

■ 第一部 Symphonic Stage
 1曲目は高校生による歌劇「トゥーランドット」より。迫力ある重厚なサウンドと、旋律を演奏する楽器が変わるごとに音色が変化する繊細なメロディーで、観客の心を掴む幕開けにふさわしい一曲となりました。
 2曲目は中学生による「A BRUSSELS REQUIEM」。2016年3月内高校の最後の吹奏楽部員のために書かれた、時の流れを噛み締めるような一曲でした。
 最後は「スピリティッド・アウェイ《千と千尋の神隠し》より」を中高総勢122名での合同演奏。映画の世界観に浸っていただける演奏をお届けいたしました。

■ 第二部 劇「美女と野獣」
 愛し愛されることをテーマとしたディズニーの名作「美女と野獣」の劇を行いました。美しい歌声と胸に迫る演技、オーケストラピットからの生演奏でお楽しみいただきました。

■ 第三部 Performance Stage
 高校生は20曲程度の曲数を演奏しつつ、隊形移動やステップを踏みながらパフォーマンスをしました。今年度は複雑で激しい振付に練習では挫けそうになりましたが、仲間と声を掛け合って作り上げていきました。早いテンポの音楽とゆったりした音楽を組み合わせてお客様に楽しんでもらえる構成でお送りしました。「Sing,Sing,Sing」のようなノリの良い音楽では、観客の皆様からたくさんのご声援をいただき、より一層パワフルに、心を込めた演奏にと力がこもりました。中学生もパフォーマンスを交えた元気な演奏で、会場を大いに盛り上げました。
 中高合同の合唱「友」は、スクリーンに映し出される映像と歌詞、温かい歌声が心に響き、涙を誘う歌唱となりました。

 定期演奏会の開催に際し、ご協力をいただきました守山市民ホール関係者の皆様、協賛いただきました企業の皆様、ご寄付をいただきました皆様、準備や当日の運営をサポートしてくださったOB・OGの皆様、いつもあたたかく見守ってくださった保護者の皆様、そしてご来場いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

 第17回定期演奏会は2025年3月20日(木・祝)守山市民ホールでの開催を予定しております。皆様に「良い音楽を」お届けできるようこれからも練習に励みます。今後とも応援よろしくお願いいたします