高校 カンボジア小学校教育ボランティアプロジェクト始動

2024.6.14

 6月13日、カンボジア・シェムリアップの小学校教員であるマヌット先生、日本福祉大学 影戸教授、日本福祉大学附属高校 君塚先生をお迎えし、学校見学、交流授業や教員・生徒との懇談を実施しました。これは、本校で今年度より開始した「カンボジア小学校教育ボランティアプロジェクト」の一環で実施したものです。日本福祉大学附属高校のプロジェクトがパナソニック教育財団実践研究助成特別研究指定校に採択され、本校もそのプロジェクトの国内連携校として参加しています。本校でプロジェクト参加希望生徒を募集したところ、高校1、2年生20名の応募があり、現在グループごとにどのようなボランティア活動を進めるか、話し合いを進めています。
 先生方には高校2年生の授業にも参加いただき、カンボジアの貧困の現状、日本をはじめとする先進国の貧困への関わり、また現地の教育の現状や必要とされるサポートなど、多岐にわたるお話を伺いました。また放課後は、ボランティア生徒たちがグループごとに先生方との対話を行い大いに刺激を受けました。自分たちが計画している活動内容についてアドバイスを受け、より具体的なプランに改善することができました。
日本と離れているカンボジアの地の子供達のためにできることを、自分たちのアイディアを生かしながら、現地の声も大切に取り組もうとする生徒たちの今後の活動が期待されます。ぜひ彼らの活動へのご協力をよろしくお願い致します。

【ボランティア生徒たちのお礼の言葉より】
 本日はありがとうございました。実際にカンボジアの現状を知ることができたり、アドバイスを頂けたりしてとても良い機会になりました。また、この機会によって、カンボジアの小学生の支援をして喜ばせたいとより強く思うことができました。とても楽しみです。貴重な機会をありがとうございました。