高3 伝統文化 華道講座「季節の花にふれる」の授業を行いました

2024.10.10

本校美術科では、日本の伝統文化や精神文化に対する理解を深め、豊かな情操を育むために、高校3年生で「伝統文化」の授業を開講しています。

10月8日、専慶流17代家元の西阪専慶先生と、専慶流家元嗣の西阪保則先生をお招きし、華道講座「季節の花にふれる」を行いました。今年で5年目となります。

1時間目:講義「華道の歴史にみる日本の様式美・精神文化」
生徒たちは、生け花とは「自然の命を保ちながら美しさを」、「自然とは別の形の心や命を」、「自然の草木で芸術的造形物を」表現するものであることを学びました。

2時間目:実習「季節の花にふれる」
はさみの使い方から学び、初めての体験に緊張しながらも、生徒たちはそれぞれ思い思いに華道を楽しみました。「華道を見たことはあるけれど、体験したことがなかったので、面白かった」「自分の家でも花をいけてみたい」といった感想が聞かれました。

また、7月には宇治田原製茶場の方をお招きし、「お茶のもてなしとマナー講座」を開催しています。毎年大人気の講座で、こいまろちゃんがお茶を入れるところからスタートし、「玉露飲み比べ」「お茶の“おもてなし”マナー」「お茶の種類・緑茶の健康成分」など、2時間でさまざまなお茶について学ぶことができました。

今後、2学期にはお茶やしめ縄づくりの講座を予定しています。