学校長挨拶

誰かのために未来を変える
Be a Game Changer!

なぜ勉強するのか。なぜ学校に行くのか──。
みなさんは、考えたことがありますか。

「良い成績を取りたいから」
「将来大学進学するために必要だから」
「希望する職業に就くために必要だから」

この問いには人によって様々な答えがあり、唯一絶対の「正解」はない、と言えるでしょう。
でも、誰もが納得できるという意味で次のような「納得解」はあります。
「勉強し、学校に行くのは、自分のためだけではない」

「どうすれば平和な世界を実現できるのか」
「どうすれば天災や病気から人類を救えるのか」
「どうすればジェンダー平等を実現できるのか」

私たちは社会と無関係に生きることはできません。
「どうすれば社会がより良くなるかを考えるために学び、学校に行く」
これが上の問いに対する「納得解」です。

もしかすると、「文学や芸術は、自分のためだけに学ぶのではないか」と考える人がいるかも知れません。
でも、それらは人文科学として立派に社会を支えています。すべての「学び」が、見え方の違いはあれど社会の発展に関わっているのです。

立命館守山中学校・高等学校は、こうした考え方に立ち、みなさんの知的好奇心や興味関心(ワクワク感)を大切すること、なりたい自分を見つけ自分の能力を向上させること、まわりの相手を思いやりリスペクトすること、を重要視しています。
そして、授業、探究活動、自治活動、課外活動等、多彩な活動を通じて、みなさんが豊かで自律した人間に成長することを願っています。

近い将来、本校で学んだみなさんが、誰かのために未来を変える人──Game Changerとなり、社会で活躍することを期待しています。

立命館守山中学校・高等学校
校長 岩崎 成寿
IWASAKI Naruhisa