
from Principal 校長室ブログ
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尊重するのは自分か他人か〜「自利利他」の精神〜
YAHOO!知恵袋の昨年9月の記事に、次のような投稿が載りました。中学生なのですが、なぜ学校では自分を大切にする方法を教えてくれないんでしょうか。 自分が小中の道徳などで... -
ライバルは昨日の自分〜「自分軸」を持って生きる〜
中高生のみなさんを含め、現代に生きる私たちはこれまでの人生において、「順位」によって評価される社会を生きてきました。それは、学校の成績にせよ、スポーツにせよ、あらゆるもの... -
古代中国の組織リーダー論〜「三つの鏡」について〜
約1,400年前に成立した古代中国の王朝「唐」は、中国史上、最も平和で安定した黄金時代を築いたとされています。唐の初代皇帝高祖(こうそ)の次男であった李世民(りせいみん)... -
立命館学園歌がつむぐ絆〜作曲者子孫との歴史的邂逅〜
「立命館学園歌作曲者のお孫さんにあたる音楽家のクラシックコンサートに行ったんです。素晴らしい演奏に感動しました。」昨年のいつ頃だったか、現高校3年生PTA役員の方とお話し... -
現実と虚構の不思議な一致〜直木賞作家の創造力〜
私の前任校である立命館宇治高等学校の卒業生に、北海道で「農家民宿」を経営している江面陽子(えづら・ようこ)さんという方がいます。江面さんは、立命館大学を卒業後、東京に就職... -
「APT.」と現職大統領の逮捕─ノーベル文学賞作家を読む─
「APT.」が世界中の音楽チャートを席巻し、SNSではサビにあわせて躍る動画が流行っているようです。しかし、韓国国内では、そうした牧歌的な風景とは真逆の事態──韓国史上初... -
戦争・暴力の反対語は何か─戦後80年への決意─
「思いもかけない出来事が次々と起きる。世界は歴史の変動期のただ中にある。そうした目まぐるしい展開の底流で、三つの危機が同時に進行していることに目を向けたい。」元旦の読売新... -
「はて?」は時代を切り拓く─対話を通じた相互理解─
今年の流行語大賞にノミネートされた「はて?」は、NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」の主人公、伊藤沙莉演じる猪爪寅子(いのつめ・ともこ)が、大事な場面で発する「決めゼリフ」... -
「虹の彼方」が見えた感動の舞─高校バトントワリング部、堂々の全国第3位!─
「ポタッ、ポタッ……」静寂に響く水滴、軽く弾けるバトン。動き出すリズム、一瞬のブレイク、静かな歌い出し。「♫ Somewhere over the rainbow〜」技が... -
常識を疑うのも面白い─選挙イヤーに考えたいこと─
いま、世間は「選挙」の話題でもちきりです。アメリカ大統領選挙においてドナルド・トランプ氏が第47代大統領となることが確定し、その後の動向が連日報道されています(高校2年F...