中高Sci-Tech部 第12回淡海の川づくりフォーラムで4年連続の入賞

2019.2.7

 2月3日(日)滋賀県危機管理センターで第12回淡海の川づくりフォーラム(主催:フォーラム実行委員会・滋賀県)が開催されました。本校も中高Sci-Tech部高校1年の池田 雅之君、影山礼於君、中学3年の菱本悠仁君の3名のチームで参加し、4年連続の入賞をすることができました。
 このフォーラムは、琵琶湖や周辺の河川にまつわる活動を実践している方が集まって公開先行方式のワークショップを通じて、交流や議論を深める取り組みです。本校は参加を始めて4回目ですが、4年連続の入賞をすることができました。
 今年も国土交通省琵琶湖河川事務所、河川レンジャーの全面協力を得て行っている野洲川河口部でのヨシ帯モニタリング調査活動の発表をしました。参加の1回目は面積調査の結果、2回目はドローンを用いてのヨシ帯の質の調査、3回目は未来の野洲川はどうあってほしいかと毎年同じフィールドでの活動ですが研究内容や発表内容も変えながら発表してきました。今年は「ヤナギの簡易的な駆除」をテーマにしたものを発表しました。
 3人はプレゼンテーションでも、質疑応答でも、ランチタイムのポスターセッションでもはっきりとした受け応えで高い評価を受けていました。中でも発表の中で影山君が「自然なんて大きくて何ともならないと普通思うでしょう。しかし中1から関わり続けていくと、毎年景色が変わるんです。自分たちの手で変わるということを実感したことが、この研究への熱意につながっています」という言葉は会場いっぱいの拍手で覆われました。残念ながら目標としていたグランプリには届きませんでしたが、4年連続の入賞はできました。入賞者全員に付けられた賞の名前は「私たちの力が世界を変えるで賞」世界の当事者となる生徒たちにはぴったりの賞の名前を頂けたと思っています。
 今年はまだまだ野洲川の発表は続きます。2月9日(土)に本校行われるScience Academic Presentationでもその一端を見ることができると思います。今後のSci-Tech部の活動にもご期待ください。