高3 グローバルAP成果報告会を実施しました

2022.2.7

 1月20日(木)、高校3年生GLクラスは、立命館大学衣笠キャンパス創思館において「グローバルAP」授業の集大成となる成を実施しました。
 高3GLクラスでは、高大連携の授業として大学教員や起業家と高校教員とのコラボレーションによる総合的な探究学習授業「グローバルAP」を実施しています。グローバルAPは、生徒自ら現代の社会課題を見つけ出し、それを解決するためのプロジェクト(=マイプロジェクト)を考え、実践する、という授業です。今回の成果報告会では、優秀作品に選ばれた3名とインパクトアクション作品に選ばれた5名による発表が行われました。1年間を通してマイプロジェクトに取り組んだ成果から自分たちの学びを振り返るとともに、学外者からの講評をもとに学びを客観的に捉えるよい機会となりました。
 優秀作品発表の結果、見事油布愛奈さんが最優秀賞に選ばれました。また、優れた社会的インパクトを与えた作品として、中井咲希さんがインパクトアクション・オーディエンス賞を受賞しました。さらに、今年度は新たな取り組みとして、基調講演や生徒発表をグラフィックで記録する「グラフィックレコーディング」も取り入れました。グラフィッカーはAP受講生徒の中から立候補で選出しました。短期間での練習でしたが、こちらも大変すばらしい作品をつくることができました。

【 最優秀賞 】
 6組 油布 愛奈 
  「竹の可能性を周知し、放置竹林を縮減するには ―竹のアルコールスタンド作製でwithコロナの社会に温かみを―」

【 優秀賞 】
 3年6組 田村 優希さん
 「高齢者や障害者の人が安全に楽しめる旅行プランを作る ―介護タクシーによるユニバーサルツーリズム―」
 3年6組 畠中 菜々子さん
 「ゲーム依存(障害)のカウンセリングに新しい改善策を ―自作カードゲームを通して―」

【 インパクトアクション・オーディエンス賞 】
 3年6組 中井 咲希
  「人の繋がりからより良い社会を創るために ―協働・共創に向けた異世代間交流―」

 なお、今回の審査員として、株式会社CITTA代表取締役 青木 千草さま、守山市役所総合政策部地域振興課 杉本 悠太さま、立命館大学情報理工学部教授 仲田 晋先生、立命館大学教学部教務課課長補佐 西浦 明倫 さまにご協力いただきました。ありがとうございました。本報告会の様子は、こちらからご覧になることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=WnGD3dH-M8E