中高 グローバルリーダーシッププログラム・オンラインカンボジア研修の事前学習を実施しました
2022.7.25
6月から7月にかけ、全3回でのカンボジアオンラインボランティアプログラムの事前学習を校内で実施し中高13名の生徒が参加しました。これは夏休みに実施する本校グローバルリーダーシッププログラムに向けた取り組みとなります。本学園の教学理念である「平和と民主主義」を実現できるグローバルリーダーを育成する取り組みとして、参加生徒たちはオンラインでカンボジアの小学生対象に授業を行います。
異年齢で活動をするため緊張感のある中でスタートした第1回事前学習では、カンボジアの歴史や社会問題を学ぶため映画を見ました。「日本でも助けてほしい人がいるのになぜカンボジアなの?」という映画の中のセリフについてグループの中で意見交換をしました。第2回は実際にカンボジア・シェムリアップにある小学校の先生にインタビュー。映画で見ていた内容から現状大きく変わった姿や子供が小学校に行くことができない理由などにも触れ「現地の方の声を聞く」ことの重要性にも気づきました。そして第3回は、ボランティアを実施する学校の先生のライブでの小学校案内が行われました。日本語、英語を学ぶ生徒が多いこと、また小学校自体がボランティアプラットフォームという日本のNGO団体が建てたもので、コロナ前に多くのボランティアの学生が小学校建設や授業運営に携わっていたことなどを学びました。
いよいよ生徒たちは先生になって、小学生たちに授業を実施します。普段出会えない人との出会いから、生徒たちが多くのことを学ぶ貴重な機会となるよう願っています。
【参加生徒感想】
- 今日先生の話を聞いたり動画を見たりしていたら、コロナ禍だからしょうがないけど、やっぱり現地に行っていろんなことを感じたかったという思いが強くなった。先生に英語で質問する時は聞き取ってもらえるか心配だったけど上手くいって嬉しかった。知りたかったことを現地の先生に聞けてよかったし、子供たちに教える時は絵を使いながらできるといいなと思う。
- インタビューでカンボジアへのイメージが変わりました。子供達が授業を楽しんでいる様子を見て、自分達が授業をするのが楽しみだなと思いました。