日中高校生対話協働プログラムを実施しました

2022.12.1

本校は昨年度に引き続き、国際交流基金が実施されている日中高校生対話・協働プログラムの参加校です。11月28日に実施された南京外国語学校とのオンライン交流会も、4月に交流を開始し第5回を迎えました。両校からそれぞれ12名の生徒たちが参加しています。
各グループ、ブレイクアウトルームで「お久しぶりです」と笑顔で再会。当初の緊張感もなく、リラックスして話し合えるようになりました。

交流会に先立ち11月13日には、生徒たち発案によるフィールドワーク、神戸の南京町へ!「南京と名前がついているけど、交流校とも何かゆかりがあるのだろうか?」そんな疑問も抱えつつ、実施されている現地のツアーに参加。歴史や建物についても学び、美味しい本格的な中国料理も味わいました。生徒たちからは、「南京町の食べ物は日本の食べ物とは少し違って、たくさんの香辛料が効いていてとてもおいしい」「日本の中にいるのに、中国の文化をすごく感じることができた」「中国の雰囲気だけでなく中国と日本の歴史を学ぶことができ、中国に対して親近感がわいた」といった感想が共有されました。
今回の交流会ではそんなフィールドワークの報告も行い、日本にある中国として紹介しました。

本校生徒からは、日中国交正常化50周年の今年、両国の若者がこのように草の根で交流をすることの意義について、改めてその大切さが述べられました。

現在生徒たちは次回12月に実施される最終回の協働発表に向けて最終準備を行っています。各班環境、音楽、ジェンダー等、自分達の興味関心のある社会問題について取り上げ、日中比較を行います。