高校 高校生ものづくり・ことづくりプランコンテスト2022最優秀賞受賞!

2023.2.22

高校生による「ものづくり」や「ことづくり」のアイデアを競う「高校生ものづくり・ことづくりプランコンテスト2022(主催:静岡理工科大学・浜松市)」において、高校3年の大八木望さんが最優秀賞(浜松市長賞)を受賞しました。大八木さんはグローバルAPの授業において、「若者のメンタルヘルスを保つ―リフレーミングを用いたカードゲーム開発と体験会を通して―」というプロジェクトを行っていました。
賞状・トロフィーの他、3万円分のQUOカードが贈呈されました。

【プロジェクト概要】
私がこの社会問題に挑んだのは⾃分⾃⾝が⾃分の性格に対して⾃信を持てず、⽇常の些細な出来事に対しストレスを感じてしまうなどメンタルヘルスに不調を感じた経験があったことがきっかけです。同年代の友達にもそのような経験がある⼈が多く、⼈のメンタルヘルスの不調が原因で引き起こされる問題に対して関⼼を抱き、⾃分なりの解決⽅法を⾒つけたいと考えました。
アクションとしてリフレーミングという「物事の捉え⽅を変えることでポジティブに解釈できるようになる⼿法」を⽤いたカードゲームを⾃分で開発し制作しました。そして、リフレーミングについて知り楽しみながら参加者がリフレーミングを習得できる体験会をオンラインと対⾯で、⾼校⽣を対象に⾏いました。体験会ではカードゲームの体験だけでなく、それぞれが思う⾃分の短所を他の参加者が⻑所に⾔い換える時間を設けました。
体験会の成果としては、「⾃分が短所だと思っていた部分を周りが⻑所にしてくれて温かい気持ちになった」という嬉しい⾔葉を参加者から得ることができました。また体験会前はほとんどの参加者がリフレーミングを知らなかったのですが、事後アンケートにおいて全ての参加者がリフレーミングを理解できたと回答してくれました。
SDGs3番「すべての⼈に健康と福祉を」。「メンタルヘルス」という分野において、この項⽬を全員が達成したと思うその瞬間まで私の挑戦は続きます。私の夢は、⽣まれや育ちに関わらず誰もが幸せに⽣きることの出来る社会を実現することです。(本人より)

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https://www.sist.ac.jp/news/monokoto.html