韓国公州師範大学附設中学校より中学生8名を受け入れました

2023.10.27

 10月23日から26日まで、韓国公州師範大学附設中学校より中学生8名を受け入れました。今年6月には本校生8名が韓国公州市を訪れて同中学校を訪問し、温かい歓迎を受けて交流させて頂きました。

 本事業は、守山市と韓国公州市との姉妹都市提携に基づく交流で、2019年に第1回の派遣と受け入れを行いました。その後コロナ禍で対面交流はかないませんでしたが、また対面で出会い交流できることを願いつつオンラインでの交流を3年間続け、今年、ついに念願の対面交流再開となりました。

 韓国の生徒達は、本校の学級に参加して本校生と机を並べて授業を受けました。理科の実験あり、家庭科の調理実習あり、体育あり、合気道の特別講座ありと盛りだくさんの授業に、韓国生徒と本校生徒が交わってワイワイ楽しみながら取り組みました。また、韓国の生徒達は本校生の家庭でのホームステイを体験し、日本の家庭生活も満喫することができました。

 最終日には、韓国生徒・先生が守山市長を表敬訪問し、今回の日韓両国での交流について報告を行いました。公州師範大学附設中学校のユン校長先生からは、この貴重な経験から生徒達が学んだ沢山のことが報告され守山市への謝意が表されるともに、この先も末永く交流を続けていきたいという願いが伝えられました。

 受入を終了し、本校生からは「前は国際交流にそんなに興味がなかったけれど、この研修に参加して国際交流の良さに気づき、たくさん調べたり関わりたいと思った」、「日本人は『親切だ』とよく言われますが、韓国人はそれ以上に親切だと感じました。たくさんの人に韓国の人の優しいところを知ってもらいたいです」、「交流をする際、その言語が喋れるかどうかよりも伝えようとすることが大事なこと、また、間違えることを恥ずかしがらずに話すことことが大事なことを学びました」といった感想が寄せられました。

 受入プログラム自体は終了を迎えましたが、交流はこれが始まりです。是非、「もっと知りたい」「もっと仲良くなりたい」という気持ちをこれからもお互いに育て続けてもらえることを願います。