高校 第9回「高校生国際シンポジウム」全国大会に出場しました

2024.2.28

 高校3年生の理系生徒は理数探究という授業で、グループごとに問いを立て、研究テーマを設定し、探究活動を行ってきました。また、その成果を動画撮影し発表することに取り組みました。このような活動の中から、本校のグループが選出され、3名の生徒が21日(水)から22日(木)まで、鹿児島県の宝山ホールで開催された、日本最大規模の探究の全国大会である第9回「高校生国際シンポジウム」において、ポスター発表を行いました。本校からは初の選出でした。
 コンテストでは基調講演やパネルディスカッション・進路座談会の時間が設けられており、様々な分野で先頭に立ち活躍されている方々から貴重なお話を伺うことができました。
 研究発表の部では、自分たちの持っている知識やこれまでの活動を最大限に発揮していました。自分たちのやってきた活動に対して様々な意見を投げかけていただけたことは大きな財産になったと思います。そして同じように探究活動に力を入れてきた他校の生徒さんとも交流ができたことも、本シンポジウムの大きな意義だと感じました。
 このシンポジウムに参加して得た学びを大学進学後も生かして欲しいと思います。また、教員にとっても「探究のリツモリ」をさらに発展させていく大きな指針となるシンポジウムでした。

 以下、参加生徒のコメントです。
・「初めは観光気分で行くつもりだったが、同世代の研究や発想、審査員の方々や先生方の質問や助言に刺激を受けました。自分の知らないことも多く、まだまだ未熟で力不足だと感じましたが、今後も研究をつづけ、大きな舞台に立ちたいと思いました。コンテストに参加できたことで勉強に対するモチベーションも上がりました。勉強も日常の些細なことも、何気ない発見が大きな探究に繋がるんだなと思いました。」
・「発表や交流会で話を聞いていると、周りの方全員がその分野にものすごく詳しく、改めて自分がまだまだだと気づきました。このシンポジウムに参加したことで視野が広がり、とてもいい経験になりました。」

■ 第9回高校生国際シンポジウム
https://www.glocal-academy.or.jp/symposium

全国大会出場の研究ポスター発表 立命館守山高校
・研究タイトル:「殺菌作用のある植物色素の研究~カテキンの可能性を探る~」
発表者:立命館守山高校3年 槻本淳成さん、田中陽菜さん、駒田華さん