高2 AMGLコース海外研修レポート第1弾 〜バリコース・タスマニアコース〜
2025.3.6
高校2年生AM・GLコースの生徒たちは、7つのコースに分かれ、12日間(コースによって異なる)の海外研修へと3月1日に出発しました。本校の教育目標である「Game Changer」を育成することを目指し、世界の課題を体感し、イノベーションの現場を訪れる能動型の研修を実施しています。今回のレポート第1弾では、今年度初の実施となるインドネシア・バリコースと、本校が長年訪問しているオーストラリア・タスマニアコースについての様子をお届けします。
◆インドネシア・バリ研修レポート:現地体験を通じた学びが進行中!
世界から観光客が押し寄せるインドネシアのバリ島で、初めての本校の海外研修を実施しています。サステナブルチェンジメーカーをテーマに、オーバーツーリズムによる環境問題の解決に取り組みます。
現在5日目を迎え、3つの探究テーマ「水」「農業」「ゴミ」に分かれた本格的な活動が進行中です。初日はアジア特有のエネルギー溢れるバリの街の喧騒に驚きつつも、本校の教育提携校であるSMK Wira Haraban(ハラパン職業訓練高校)を訪問した3日目には、バリ舞踊やティパット(ヤシの葉で包む餅)作りを体験し、現地の高校生と交流を深めました。4日目からはグループごとに探究活動を開始し、バリの環境問題に対する理解を深めるため、現地の方々にインタビューを実施。農業グループは市場での調査も行いました。
生徒たちは暑さや疲れにも負けず、学びを深め続けています。今後、現地の人々との交流を通じて、課題解決に向けたアクションを行う予定です。
◆オーストラリア・タスマニア研修レポート:自然と文化に触れる充実の毎日
環境フィールドワークをテーマとしたタスマニア研修が順調に進行中です。ホバート到着後、全員が元気にホストファミリーと対面し温かい歓迎を受け、現地での生活をスタートしました。訪問したホバートカレッジではキャンパスツアーを行い、現地の学生と交流。海洋生物を学ぶ実習では、船上での調査やサメ・エイとの触れ合い体験を楽しみました。さらに、サーモンポンズでは養殖の歴史を学び、国立公園では原生林の雄大さに圧倒されました。養殖池でカモノハシが泳いでいる姿を発見し大盛り上がりした一場面もあったそうです。
生徒たちは、様々な生物や植物との出会いを通じて、自然保護のあり方や考え方に触れる大変貴重な時間を過ごしています。