高校 演劇同好会がウズベキスタンの大学生との朗読交流に挑戦しました。

2025.6.11

6月6日(金)、本校演劇同好会の生徒が、ウズベキスタン・タシケントにある Japan Digital University(JDU) にて、日本語を学ぶ大学生との朗読を通じた異文化交流企画に挑戦しました。

前半は、朗読劇やウズベク民謡の披露タイム。
演劇同好会からは、谷川俊太郎「生きる」、宮沢賢治「注文の多い料理店」、そして**やなせたかし「アンパンマンのマーチ」**を朗読劇風にアレンジして披露しました。
日本語特有の表現や、作品に込められたテーマを少しでもウズベクの学生に伝えられるよう、読み方や演出にも工夫を凝らして臨みました。

後半は、グループに分かれての朗読交流。
「ごんぎつね」「スイミー」「くじらぐも」など、日本の小学校でよく親しまれている教材を共に読みながら、物語の内容を紹介したり、逆にウズベク語の日常表現を教えてもらったりと、さまざまな形で交流を楽しみました。
特に「ごんぎつね」のように日本独特の表現が多い作品にも、ウズベクの学生が積極的に取り組む姿に、生徒たちは「すごい!」と感心していました。

そのほかにも、日本のアニメや漫画の話題で盛り上がったり、日本語クイズに興じたりと、和やかで笑顔あふれる交流が随所に見られました。
今回の活動を通じて、生徒たちは朗読のような表現活動が国際交流をより豊かで楽しいものにしてくれることを実感したようです。

次回の交流は、7月初旬に実施予定です。
今後とも、演劇同好会の活動にご注目ください。