高3 グローバルAP成果報告会を実施しました
2025.2.13
1月23日(木)、高校3年生GLクラスは、「グローバルAP」授業の集大成となる成果報告会を実施しました。今回は、審査員に学園から仲谷善雄総長、ライフイズテック株式会社の丸本徳之氏、京都信用金庫の中西泰輝氏をはじめ、多くの学園関係者や保護者の方々にご参観していただきました。
「グローバルAP」とは、高大連携の授業として大学教員や起業家と高校教員とのコラボレーションによる総合的な探究学習授業です。生徒自ら現代の社会課題を見つけ出し、それを解決するためのプロジェクト(=マイプロジェクト)を考え、実践する、ということを行っています。今回の成果報告会では、優秀作品に選ばれた4名とインパクトリサーチ&アクション作品に選ばれた6名による発表が行われました。1年間を通してマイプロジェクトに取り組んだ成果から自分たちの学びを振り返るとともに、学外者からの講評をもとに学びを客観的に捉えるよい機会となりました。
優秀作品発表の結果、見事、玉井芳果さんが最優秀賞に選ばれました。何度も試行錯誤をする姿や、自らのつらい経験を糧にプロジェクトを発信していった過程などが高く評価されました。
また本報告会では恒例となった、優秀作品の生徒発表をグラフィックで記録する「グラフィックレコーディング(グラレコ)」も取り入れました。グラフィッカーはAPでの取り組み姿勢と「国際協力」の授業で行ったグラレコの完成度から選出しました。短期間での練習でしたが、こちらも大変すばらしい作品をつくることができました。
報告会の様子はこちらから↓
・ダイジェスト: https://youtu.be/DHO6Orfuu_k
・優秀発表①犬飼さん:https://youtu.be/-0M_mbYwuSA
・優秀発表②玉井さん:https://youtu.be/QZTrU-6yU3Y
・優秀発表③山田くん:https://youtu.be/dz61e0rsXDc
・優秀発表④山本さん:https://youtu.be/QFgOV_WMy8U
・インパクトリサーチ&アクション:https://youtu.be/JDjnu6YC9eE
・グラフィッカー:https://youtu.be/e3m_qC8uGN8
【最優秀賞】
玉井 芳果さん
傷や炎症で劣等感を持つ人が生きやすい社会の形成
―アトピー性皮膚炎にフォーカスし隠すこともさらけ出すことも認められる社会へ―
【優秀賞】
犬飼 千早希さん
漁業における食品ロスの削減 ―琵琶湖の魚を利用した商品の開発を通して―
山田 健太郎さん
校則問題に新たな一歩を ―子どもの権利から考える意見表明―
山本 優季さん
女性が抱える月経の苦しみと社会のタブー視にアクションを
―私たちの「自己肯定」「自己実現」「自己表現」に新しい選択肢と価値観を創造する―
【インパクトリサーチ&アクション作品】
足立 結夏さん
ヤングケアラーの認知度向上を目指して ―絵本の制作・読み聞かせを通して―
川端 遼太郎さん
仮眠スペースプロジェクト
―立命館守山に仮眠スペースを設置し、学校をよりCreativeに―
嶋田 涼佑さん
若年層アスリートの競技力を向上させるには
―身体のコアを変えるメニューからアスリートのアジリティ向上を目指して―
鳥谷 翔太郎さん
日本の若者の人生を満足のいくものに ―個人事業の立ち上げを通して―
能登 優佳さん
推し活でこころの健康を ―ファンベースの企画コンサルを通して―
八坂 隆さん
高島市の観光業問題を解決するには
―新事業であるSNS課を提案して問題解決の一助を目指す―
【グラフィッカー】
坂井 理紗子さん ・嵩谷 友里さん ・田中 莉子さん ・古田 夕葵さん
【総合司会】
柏木 陽菜さん ・佐藤 直和さん