コンピュータを使って創造
できる人材
“デザイン思考”という言葉が使われ始めて久しい中、
クリエイターの思考プロセスは、何かをデザインしたり制作したりするだけでなく、
前例のない課題の解決などへ応用できるとして大変注目されています。
そこでリツモリではクリエイティブ教育を強化。
これまでのタブレットから一歩進んだより高度な学びや探究活動に向けて、
1人1台のパソコンも所有し、Webサイト構築、プログラミング、データサイエンスや
データ分析、動画作成、アプリ作成など、自由な発想のもと、
自分自身で考えて作りだす学びを推進していきます。
この学びが探究活動や発表のレベルを飛躍的に伸ばし、
デザイン思考を身につける確かな礎になると期待しています。
新時代を見据えた
デジタルクリエイティブ環境

リツモリでは、他校に先駆け2014年4月からデジタル導入に取り組み、タブレットを中心とした質の高いICT教育を維持してきました。しかし社会が急速にDX化していく中、Webコンテンツや動画などのデジタルクリエイティブスキルと、データサイエンスやプログラミングを用いたアプリ・ゲーム開発といった新しい時代に求められる能力を高校の段階から身につける必要があると判断。タブレット端末を使った従来のICTの学びに加え、1人2台の端末で、本格的なデジタルクリエイティブ教育を開始します。真のゲームチェンジャーとして新しい価値を創造するためにも、パソコンスキルは必須だと考えています。
今までのタブレットを活用した学びに加え、さらに高度な学びをめざしノートパソコンも使用します。例えばパソコンでゲーム開発をするかたわら、タブレット端末で描いたイラストを素材として利用したり、パソコンでプログラミングコードを書きつつ、タブレット端末を使ってリアルタイムで検証したりと使い方は無限大。クリエイティブワークに欠かせないAdobe Creative Cloudや、アプリ開発のためのXcode、ゲーム開発のためのUnityも導入し、さらに専門的なスキルを身につけます。ノートパソコンは、併用するiPadやAdobe Creative Cloudとのマッチングや導入コスト面での優位性も高いMac Book Airを使用します。
学び方が変わると
学びの環境も変わる
600×600サイズの机を採用

教科書、ノート、タブレットにパソコンを加えた学習スタイルになれば、これまでの机ではスペースとして限界があります。そこで、タブレット+パソコンを導入する高校教室には600×600サイズの机を導入。また、この机の導入により正方形でどの面にでも座れることで正面性がなくなり、これまでの正面を向いて先生の授業を受けるスタイルの脱却も推進します。さらに、複数人数の机を組み合わせるグループワークでの使用時なども格段に使いやすくなり、学びの世界が広がります。
デジタルクリエイティブを自由自在に
Adobe CreativeCloudでのコンテンツ制作と、XcodeやUnityを使用したアプリ、ゲーム開発。これらを総合的に学ぶことで、自分の想像したものを自由自在に創り出していける、新時代のデジタルクリエイティブスキルを身につけます。
文理を問わないスキルの修得へ
データサイエンスの手法を用いた分析や、ゲーム・アプリ開発、Web制作などのクリエイティブスキルは、これからのデジタル化社会において文理を問わない必須のスキルと言えます。リツモリでは、中・高校生に向けた国内最大級のIT教育プログラムを運営する「Life is Tech!」のバックアップ体制のもとでXcodeによるアプリ開発、Unityによるゲーム開発をはじめとした、新しい時代に相応しいクリエイティブスキルを楽しく実践的に学びます。
また、2025年度より大学入学共通テストの試験科目として「情報」が導入されることもあり、プログラミングやデータサイエンスの知識は、今後ますます重要視される注目の分野といえます。
〈生徒によるクリエイティブワーク例〉
高校1年生で、
日常の授業で使う
ツールのスキルを養成
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高校1年生
高校1年生は、PCの基礎講習を実施。各種サービスへのログインの仕方に始まり、Microsoft365やGoogle Workspace、Adobe Creative Cloudなどの使い方を学びます。
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高校2年生
高校2年生は、「情報Ⅰ」で、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、データサイエンス、プログラミングの基礎的なスキル、また情報モラルや情報社会の知識について学びます。
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高校3年生
高校3年生は、「理数選択」「文社選択1」の授業内で、美術とテクノロジーを融合した「メディアデザイン」やアプリやゲームを制作する「コンピュータサイエンス」を学びます。また「共創探究Ⅱ」では、パソコンとタブレットを自由に使いながら、より高度な探究学習を進めていきます。
「Life is Tech! School X」で
学外の仲間とアプリ開発や
ゲームづくりを体験
Life is Tech!が主催し、土曜日の放課後にオンラインで他校の生徒ともつながるデジタル課外活動「Life is Tech! School X」に参加しています。「iPhoneアプリ制作コース」「ゲーム制作コース」「WEB制作コース」の3コースがあり、空間を超えた学内外の仲間と共に、基礎から応用まで楽しく学んでいます。
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アカデメイアコース
中学1年生【受講コース:Webデザインコース】
動画編集に興味があったので、PCの基本スキルが必要だと考え参加しました。まず教科書を中心にしたWebデザインの制作に取り組み、現在は教科書の内容を応用したオリジナルの紹介サイトを制作しています。グループとメンターで行うチーム対抗のミニゲームなどもあり、楽しみながらスキルアップができる環境です。 -
アカデメイアコース
高校1年生【受講コース:Unityコース】
パソコン関連に興味があり、中でもゲームのプログラミングを学びたいと思っていたときにSchool Xの企画を知りました。初めてプログラミング言語を書いてゲーム内で自分が考えていた通りに動いたときは、大きな達成感が得られました。自分のペースで学べるところや他校の生徒と交流できるところも魅力的だと感じています。