
Blog 校長独言
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願いを言葉にこめて─「4つのリスペクト」誕生─
立命館学園の建学の精神「自由と清新」、教学理念「平和と民主主義」をふまえ、立命館守山中学校・高等学校は、「Game Changerの育成」を独自の教育目的に、「4つのスキ... -
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何のために生まれて 何をして生きるのか─本当の正義とは何か─
この春、NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」がスタートしました。「アンパンマン」の作者で漫画家やなせたかしと暢(のぶ)夫婦の人生を描く「愛と勇気」の物語です。一週目から波... -
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音楽のちから〜吹奏楽部定期演奏会に参加して〜
本校の正門をくぐると、漢字が刻まれた石碑が目にとまります。 志於道 據於德 依於仁 游於藝 論語述而 白川静撰 川本八郎書これは「論語」述而篇に記された孔子の言葉で、「道... -
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尊重するのは自分か他人か〜「自利利他」の精神〜
YAHOO!知恵袋の昨年9月の記事に、次のような投稿が載りました。中学生なのですが、なぜ学校では自分を大切にする方法を教えてくれないんでしょうか。 自分が小中の道徳などで... -
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ライバルは昨日の自分〜「自分軸」を持って生きる〜
中高生のみなさんを含め、現代に生きる私たちはこれまでの人生において、「順位」によって評価される社会を生きてきました。それは、学校の成績にせよ、スポーツにせよ、あらゆるもの... -
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古代中国の組織リーダー論〜「三つの鏡」について〜
約1,400年前に成立した古代中国の王朝「唐」は、中国史上、最も平和で安定した黄金時代を築いたとされています。唐の初代皇帝高祖(こうそ)の次男であった李世民(りせいみん)... -
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立命館学園歌がつむぐ絆〜作曲者子孫との歴史的邂逅〜
「立命館学園歌作曲者のお孫さんにあたる音楽家のクラシックコンサートに行ったんです。素晴らしい演奏に感動しました。」昨年のいつ頃だったか、現高校3年生PTA役員の方とお話し... -
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現実と虚構の不思議な一致〜直木賞作家の創造力〜
私の前任校である立命館宇治高等学校の卒業生に、北海道で「農家民宿」を経営している江面陽子(えづら・ようこ)さんという方がいます。江面さんは、立命館大学を卒業後、東京に就職... -
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「APT.」と現職大統領の逮捕─ノーベル文学賞作家を読む─
「APT.」が世界中の音楽チャートを席巻し、SNSではサビにあわせて躍る動画が流行っているようです。しかし、韓国国内では、そうした牧歌的な風景とは真逆の事態──韓国史上初... -
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戦争・暴力の反対語は何か─戦後80年への決意─
「思いもかけない出来事が次々と起きる。世界は歴史の変動期のただ中にある。そうした目まぐるしい展開の底流で、三つの危機が同時に進行していることに目を向けたい。」元旦の読売新...